未来ハーモニーと、かすみとエマ
こんにちは、むっちゃんです。
今日、7/29は無敵級*ビリーバー/未来ハーモニーの発売日ですね!!
発売から一年経ち、既に多くの素晴らしい考察がありますので、ひとつ視点を変えて、私が初見以来ずっと気になっていた話を。
・何故かすみがハーモニーを奏でるのか?
・何故エマが扉を開くのか?
中須かすみとエマ・ヴェルデ
まず、それぞれのメンバーから振り返りましょう。
中須かすみから。
推し!!!
中須かすみは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーです。腹黒系小悪魔系スクールアイドルで、かすかすかすみんって呼ばれてます。前者はともかく後者は愛さんしか呼んでないような……
悪戯好きで色々仕掛けますが、ことごとく裏目に出ます。
また負けず嫌いな一面もあり、特にかわいいに対しては、絶対に負けないという意地と誇りを持っています。
なんですけど、 実はメンバー一人ひとりのことを尊敬しているんですよね。果林ちゃんに怪文書ファンレターを送るところからも、それは窺えます。*1
エマ・ヴェルデも、同じく虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーです。
癒やし系スクールアイドルの名に違わぬ包容力。
一方で、幼い頃からスクールアイドルに憧れ、スイスから単身留学した行動派でもあります。
未来ハーモニー 1番
1番といえば、PVもついていますよね。
PVでは、曲に合わせてレインボーブリッジで待つかすみのもとにメンバーが集まっていきます。
では、何故かすみは、レインボーブリッジでみんなを待っていたか。 さっきまでそこをステージにして無敵級*ビリーバーを披露していたからだということは言うまでもありませんね。
It's alright, will be alright
ヒカリを目指して…
出発! Ready go!
ここで言うヒカリとは、中須かすみが一足先に浴びたステージの光であり、またそれは、ニジガクメンバーを待ち受ける輝かしい未来でもあるのかもしれません。
響くハーモニー 空へ届け
そう心のまま (楽しみだね)
ミライ描こう
では、何故かすみは、自分しかいないステージに他のメンバーを招いたのでしょうか?
何故かすみを中心にハーモニーが紡がれるのでしょうか?
先に紹介したとおり、かすみは負けず嫌いな性分で、特にかわいいにかけては誰にも負けられないという意地と誇りがあります。
電撃組でも、互いに負けられないという対抗心が多く描写*2されていましたね。
そもそも虹ヶ咲自体も、ソロ活動が中心で、競争のコンテンツでもあります。
なんですけど、
色んなかわいいもカッコいいも、一緒にいられる。そんな場所が本当に作れるなら、そこは絶対世界でいちばんのワンダーランドです。
アニガサキ2話 中須かすみ
かすみん1人がかわいいだけじゃダメなんですよね。なぜなら彼女の理想にはみんなが必要なので。
スクールアイドル自体がソロでもできるのなら、極端な話、同好会がなくてもスクールアイドルとして活動できるはずなんですよ(予算等のハード面の課題はあるにせよ)。
でも、かすみはそれを是としなかった。みんなが一緒に居られる空間だからこそ、同好会を守りたかった。
ワンダーランドを目指したかすみだからこそ、みんなとハーモニーを奏でるんでしょうね。
未来ハーモニー 2番
いつか願った瞬間が
始まる…って感じたんだ
こんな出会いもあるんだね
踏み出してねほんと良かった
彼女たちが願った瞬間。一番に浮かんでくるのは、TVアニメ化ですかね。外伝的なコンテンツの立ち位置、予定されてないと言われていたアニメ化。それでも願わずにはいられなかったことは想像に難くありません。
そして、彼女たちは3rdライブでも先人たちの偉業を自分たちでも成し遂げたいと宣言しましたね。*3
飽くなき彼女たちの願いをすべて叶えさせたいと思わずにはいられませんね。
新しい音が聞こえる
ワクワクして止まらないよ
まだ知らない明日へと
風はもう輝いてる
願った瞬間が始まったはずなのに、明日はもう知らないものになっています。願いが叶った後の話をしているようにも思えますが、こうも考えられそうです。
願った瞬間そのものを知らないのでは?
知らない瞬間なんか願えるわけないだろって怒られそうですが、でも夢って、手が届いていないから夢足り得るんですよね。よく知ってる瞬間ならば、それは夢足り得ないわけで。
例えば、キャストさんたちは(或いは私たちも)、虹ヶ咲のアニメ化を願っていましたよね。
その願いの裏には、動くニジガクのメンバーが見たいとか、もっと虹ヶ咲を盛り上げたいといったような思いがあったかもしれません。
しかし、アニメ化することで、どういうストーリーでニジガクのメンバーがどう動くかとか、アニメ化を受けて虹ヶ咲がどう盛り上がっていくかは未知数だったはずです。
まだ知らない明日とは、もしかしたら夢のことを言っているのかもしれませんね。
It's alright, will be alright
扉を開いて…
出発! Ready go!
まだ知らない明日という名の夢へは、タダでは行けません。そこへ行くには扉を開く必要があります。
それは、部室の扉かもしれない。旅客機の扉かもしれない。試験会場の扉かもしれないし、心の扉かもしれない。
また心の扉とひと口に言っても、様々な扉があります。自信のなさが隔てる扉、過去の経験が隔てる扉、プライドが隔てる扉。*4
しかし、扉を開こうとしている人たちを応援してくれる子がいます。
まだ知らない運命のドア
開いたなら(ドキドキだね)広がる世界
La Bella Patria
そう、エマ・ヴェルデです。
彼女自身も、スクールアイドルへの憧れの一心で、スイスから日本というこれ以上ないほどのクソデカ扉を開いています。
未知への扉を開くワクワクや恐怖、それでも自分の気持ちに正直でいることの大切さを知る彼女だからこそ、扉を開こうとする人の背中を暖かく押してくれます。
やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う!
アニガサキ5話 エマ・ヴェルデ
彼女の言葉は、朝香果林の心の扉を開き、その後果林もまた、同じ言葉でスクールアイドルフェスティバルに来た子達の心の扉を開きます。
みんなでいこう そうさもっと
ミライ奏でるよ(Oh Brand New World)
目覚める度 夢が咲いていく(広がっていく)
目覚める、普通に考えると、夢とは正反対な印象を受けます。
実際、眠って見た夢は、目が覚めると終わってしまいますからね。
では、思い描く夢の終わりとは何でしょうか?
それは、夢が叶う瞬間ではないでしょうか!
夢が叶うことを目覚めるって言うの、めっちゃオサレですね(ただの解釈)(自分で言うな)
そして、夢が叶えばそれでお終いではありません。次の夢が生まれます。
繋ぐハーモニー 空へ届け
どこまでも遠く
どこまでも遠く……🇯🇵🇨🇭
見えてくる共通点
かすみちゃんは負けず嫌いで、特にかわいいにかけては、誰にも負けられません。エマちゃんも、スクールアイドルへの譲れない想いを抱え遠い異国の地から来日するほどの情熱家です。
そして、エマちゃんといえばなんといっても、一人ひとりの心に寄り添い心をポカポカに温めていくようなやさしさが魅力です。かすみちゃんも実は応援してくれるファン一人ひとりとの触れ合いを大切にしているんですよね。
実はこの二人、似た者同士なのかもしれませんね。
余談
今となっては侑ちゃんだってはっきりわかりますね。
愛さんの前ではスリーブは意味をなさない
Brand New World…!