アニメ ラブライブ!スーパースター!! #11 「もう一度、あの場所で」感想
こんにちは。むっちゃんです。
かのんちゃん
結果発表
予選結果の発表。このヒリつく空気、馴染み深いものを感じます。抽選結果のご案内
「Liella!」の文字列を探しますが、一向に見つかりません。PCが固まっているからです。PCも緊張しているのかな。
一向にLiella!の合否を掴めずにいるところに、サニパから一足早くお祝いメッセが届きます。クレカ決済通知で当選を悟るやつ
トラウマ
かのんと千砂都の母校でライブをすることになったLiella!。
スクールアイドルを始めて以来、これまで問題なく歌えてきたかのんの表情に翳りが。
それもそのはず、母校はかのんにとって因縁の地。小学校の合唱コンクールで倒れてしまったことで、かのんは人前で歌えなくなってしまったのだから。
千砂都の提案で母校を下見することにした一同。
やはりステージで歌おうとすると様子がおかしくなるかのん。
みんなで手を取り合えば歌える。
可可と支え合いながらスクールアイドルを始めたように、今はみんながいる。
みんながいればこそ、かのんはどこまでも歌うことができる。
いい最終回だった……。
やっぱりダメだよ!
急転直下、東京大会の課題として独唱パートが課されました。
歌といえばかのん。かのん以上の適任はいません。
でも、本当に大丈夫かな?
やっぱりダメだよ!
かのんちゃんを案じた言葉ですが、餅を入れすぎて5つ繋がったたこ焼きを食べたククちゃんが、口をバタバタさせてるタイミングでいうんだから面白いですね。
5つ繋がったたこ焼きも、母校の講堂で5人手を繋いでようやく歌えたかのんの現状を比喩しているようですね。
5つ繋がったたこ焼きも、可可は「お腹に入れば同じデス」と言って食べてくれますが、商品にはなりません。
同じように、5人手を繋いで歌うかのんも、Liella!として活動している間は何とかなるかもしれない。
でも、かのんの歌は、スクールアイドルが終わった後も続く夢。かのんの夢を思えば、必ず超えなけれなならない壁。
そして何よりも、
ずっと、今みたいな不安は消えないかもしれない。
だからこそ、かのんのために千砂都は動きます。
一人じゃないよ
千砂都は母校で歌うのをかのん一人だけにするという酷な決断をしました。
それも、すべてはかのんの不安を取り除き、かつてのみんなに元気をくれるようなかのんを取り戻すため。
一人じゃないよ。
いるはずだよ、あの頃のかのんちゃんが
あの頃のかのんちゃんに救われた千砂都だからこそ、信頼しているのではないでしょうか。
あの頃のかのんちゃんがついているから、かのんちゃんは絶対に歌えると。
大好きな歌
歌は怖くない!楽しいものだよ!
小学生の頃、合唱コンクールの本番前に皆を励ますかのん。この言葉を一番かけてほしかったのは、かのん自身だったんだと思います。
ステージの舞台袖。かのんの目の前には、あの日皆を励ましていた幼少期の自分がいました。
かのんは、皆を送り出した後、幼少期の自分が一人震えていたことに気づきます。
そう、怖かったんですね。
あの時、本当は自分も怖かったということに気づいたかのんは、幼少期の自分にやさしく声を掛けました。
大丈夫。大好きなんでしょ、歌。
片や、幼少期のかのんがクラスの皆を鼓舞したように、かのん自身も掛けてほしかったであろう言葉。
片や、何度失敗しても折れずに歌い続け、スクールアイドルに出会ったかのんが掛ける言葉。
あの頃の気持ちを思い出したかのんはもう、人前で歌うのなんて苦ではありません。
最後に
かのんちゃんが過去と向き合い乗り越えていく話でした。
幼少期のかのんちゃんはまさに熱血の人でしたけど、今のかのんちゃんにもそういう部分ってけっこう残ってて。
特に他人のために動く時って内なる熱さみたいなものを感じませんか?
かのんちゃんがスクールアイドル(可可)に出会ったのも、そういう熱さがなくなる前だと考えると、運命の巡りあわせの凄さを改めて感じさせられますね。