むっちゃ語ってるやん!

むっちゃんお前はてブやとバリ語るやん笑✌️

スーパースター!!2期 #9 「勝利のために」感想

お久しぶりです。むっちゃんです。

はてなブログは6話ぶりですね。

7話は画像ツイートにて失礼させて頂きました(ダイマ)

8話は諸事情につきお休みさせて頂きました。
お休みしたからには、後日8話についてそれなりに考察したものを書きたいと思います。*1

勝つとは?


さすが王者の風格と言うべきか
島の皆の想いを背負ったサニパ。高校3年間最後のラブライブ!大会。神津島での最後のステージ。
気合いの入り方が違いますね
ステージをド派手に飾る二匹の竜は、どこか悠奈と摩央を思わせるワンポイント。

視聴者的にもサニパの勝敗の結末は注目の的でしたが、結果は敗退。

サニパ……嘘だよな……

あれだけ強者の風格出しといて、覚悟も背負って、負ける気せえへんかったのに……

Love Live! Daysも含めて、あれだけ島の皆のためにも勝つという想いを背負ってる描写もあったのに……
残念な限りです。


ですが、勝負の世界は非情。
勝負の世界が平等に非情だからこそ、スクールアイドルの頂が目指し甲斐のあるものになってると思うんですよね。
頂きの輝きは、数多のスクールアイドル達の涙の輝きなのかもしれませんね……


肝心のサニパを降した勝者ですが、ウィーン・マルガレーテちゃんでした。


確かにこっちも強そうではある。

これは意味が分かると怖い話なんですけど、ウィーンちゃんって確か代々木フェスの時に中3とか言われてなかったっけ?
 
これに関しては、品川区にあるインターナショナルスクールに入学した説が有力です。*2
もっとも、この場合はウィーンちゃんが3期生としてLiella!に加入する線は薄くなるでしょう。
いずれにしても、ウィーンちゃんの謎の真相や如何に。


ウィーンちゃんと対戦したサニパはこう語ります。

「慢心」と言われても仕方ないかもしれないわね。
手を抜いたわけじゃないんだけど。
少し、油断していたのかもしれない。

聴いた瞬間、しまったって思った。
圧倒された。


神津島での最後のステージに全てを懸けていたサニパに「油断してた」とまで言わせるのか……ウィーン・マルガレーテ……

さて、この「油断してた」って言葉ですけど、個人的には一種の悔しさの表れじゃないかなって思うんですよね。

くどいようだけど、あれだけ本気だったサニパが本当に油断するわけがない。
サニパも勿論やれることは全てやってきた上で、それでも未知なる強敵を目の当たりにして、何か勝つ手があったんじゃないかって思わずにはいられなかったのかな。


サニパは負けっぱなしでは終わらない。ウィーンちゃんにも負けてないって必ず証明しに来る。そう、

時間さえ許せば……

後出しで凄いものを見せつけられて、再戦さえも許されない。勝負の世界とは、時としてどこまでも牙を剝くものなのですね。


この結果がLiella!にもたらしたインパクトも凄まじい。
Liella!の前に立ち塞がるのは、良くも悪くもその実力をよく知るサニパではなく、ウィーン・マルガレーテという未知なる強敵。
ウィーンについては、どうやってサニパに勝ったのかさえなんもわからん。

レベルアップ


Liella!が地区予選を突破したChance Day, Chance Way!の動画を見て、1年生と2年生との間の実力差を懸念する千砂都。

さすがに実力差はそう簡単には埋まらないようですね。
しかし、2年生と同じステップができてるあたり、1年生の成長も著しいものがある様子。

では、両者のどこに実力差があるのか。

できてるのと、勝てるかどうかはまた別の話ってことでしょ。

裏を返せば、1年生も一通りのパフォーマンスはできてるんですよね。
でも、1年生にはまだ何かが足りない。

その何かっていうのは、例えば余裕だったり、表現力だったり、そういうだんだん見てる側も意識しづらい領域になりつつあるんだと思います。

RPG風に言うと、レベル20と30だったのが、レベル30と35になったようなイメージ。
経験値の差は埋め難いけど、ステータスでは追いつきつつある。でも2年生は更に強力な技を使えるようになってるって感じ。

なんと言われようとも、1年生は着実に成長してるってことですね。

スクールアイドルの輝き


珍しく憔悴した表情の可可。
普段はすみれの節介を突っぱねている可可ですが、やはり自らの置かれた状況に内心かなり焦っている様子。
しかし、可可はそれでも、自らの主張を貫きます。

クゥクゥはみんなで楽しく歌いたいデス。

楽しく歌う。それは恐らく、可可が憧れのサニパ様を見て感じ取ったスクールアイドルの本質とも言える理念。

思えばサニパも、楽しさを大事にしているところがありますよね。 *3

ラブライブ!はかつて、いくつもの感動と奇跡を起こしてきた、スクールアイドルにとっての夢、魂、命の源!
1期 #9 君たちの名は?

また、可可は同時に、スクールアイドルの奇跡を信じる人でもありました。

今までのシリーズを見ても、スクールアイドルの奇跡は、スクールアイドルの醍醐味と言えるでしょう。

そして、1期10話において可可は、すみれが必死にスクールアイドル活動を通じて自らの夢を掴もうとする姿を見て応援したくなったっていうのが私の解釈です。

というか、「私達から見てもかつてスクールアイドルを侮っていたすみれが認識を改めて、スクールアイドルを通じて夢見たあの場所を掴もうとする姿は心打たれるのに、スクールアイドルオタクの可可に刺さらないわけないよね」って、同じスクールアイドルオタクとして可可に感じるシンパシーがそう叫んでる。


そうして可可に、スクールアイドルに救われたすみれは、スクールアイドルは誰だって輝けるってことを知ったんだと思います。

誰もがきらめきのヒロイン
生まれたときからいまもホラ!

ヒロインズ☆ランウェイ


つまり何が言いたいかというと、1期で可可がすみれをセンターに推す気持ちと、2期で2年生が1年生と一緒にやりたがる気持ちって実はほぼ同じなんじゃないかってことです。

大切な仲間にも、一緒に輝いてほしい。

全力で楽しむことだって輝きだし、ステージ上でキラキラすることだってストレートに輝きだし。

可可はすみれが大嫌い


可可はすみれが大嫌い。

スクールアイドルをバカにした時は勿論許せなかったでしょう。

正式加入してからも、逃げてばかりでムカついていた様子。 *4

ようやくすみれを仲間として受け入れることができたと思ったら、今度は帰国の話を盗み聞きしていました。
しかも、「すみれには関係ない」と何度も言ったにも関わらず、一人で抱え込んで苦しむっていう可可が一番してほしくないムーブをしますからね。

すみれちゃんこういうところあるから、帰国の話はすみれちゃんに一番知ってほしくなかったでしょうね。

可可はすみれが大好き


可可はすみれが大好き。

普段ショウビジネスとか言ってちょけてるけど、本当はスクールアイドルに真剣だって看破していました。 *5

可可とすみれは、スクールアイドルに大切なものを分かってる同志でもあります。

何より、一緒にいて楽しいから。これ以上の理由は必要ないでしょう。

*1:感想を上げるのは次回話の本放送までという自分ルールから外れるので、じっくり考えながら書けるので。

*2:インターナショナルスクールは9月入学のところが多いですし、品川区なら神津島と同じブロックに割り当てられてる可能性も高いでしょうし。

*3:Love Live! Days vol.29でも、可可たちの常夏☆サンシャインを見て、スクールアイドルの楽しさを思い出す描写がありました。

*4:Love Live! Days vol.21参照

*5:Love Live! Days vol.21参照