むっちゃ語ってるやん!

むっちゃんお前はてブやとバリ語るやん笑✌️

アニメ ラブライブ!スーパースター!! #1 「まだ名もないキモチ」感想

こんにちは、むっちゃんです。

今回は大人の事情で画像なしでいきます。

ちょっと読みにくいかもしれないけど、よろしくお願いします!

歌う

澁谷かのんの弾き語りのシーンから始まります。
かのんちゃん、本当に歌が大好きなんですね。
あと、今回の話でかのんちゃんって、一貫して歌への大好きの気持ちで動いているんですよね。 今作もキャラクター造形が深くて舌を巻いてます。

挫折

弾き語りの次のシーンで、音楽科の受験で緊張のあまり倒れこむ回想が入ります。
ずっと何かのオーディションだと思っていたのは受験だったんですね。思っていたよりエグい......。


追い打ちをかけるように、普通科と音楽科で制服が違う設定が開示されたり、ちぃちゃんはその音楽科の制服を着ていたり、どこまでも挫折を感じさせます。

寝間着のシーン、光の当たり方のせいで一瞬誰??ってなりましたね。目の色と声で分かりましたが。


恐らく人生何度かあったであろう同種の挫折の中でも最大級の挫折。そりゃやさぐれもしますよね。 その後の家族への対応*1も含めて、今までには見られなかったタイプの子だなって個人的に気になりました。


最大級の挫折を味わって、さすがに心が折れて歌うことをやめようとし、可可ちゃんの勧誘も頑なに断っていました。*2
しかし、挫折を乗り越えてもう一度歌と向き合うことを決心させたのは、歌への大好きの気持ちなんですよね。

解釈違い

このサブタイに驚いた方もいると思いますが、私自身が解釈違い*3を感じたわけではないということを先に言っておきます。

永らく音楽に力を入れてきた結が丘(の前身)。
結が丘の理事長の娘であり、おそらく結が丘の教育理念を受け継いでるだろう葉月恋

歌が大好きな澁谷かのん

同じ音楽を大切にしている者同士ですが、スクールアイドルに対する見解は正反対です。

片や伝統を重んじ、ある種前時代的とも言える価値観を持ち、スクールアイドルを「この学校には相応しくない」とまで言い放つ者。
片やスクールアイドルに興味がないながらも、「学校でアイドル」という最低限の知識を持ち、スクールアイドルという新しいものに対してもフラットな視線を持つ者。

両者がどういった折り合いをつけて、音楽好き同士一緒にスクールアイドルを始めるのかすごい楽しみです。

大好き

好きなことを頑張ることにお終いなんてあるんデスカ!

大好きといえば、第一話はこの言葉を発した可可ちゃんと、この言葉に応えたかのんちゃん大好きの話でもあったと思います。


可可ちゃんは、スクールアイドルが大好きで日本まで飛んできました。アニメで動いてる可可ちゃんを見ても、すぐ行動に移す印象がして、とてもダイレクトに熱さを感じさせてくれる子でした。ふとした時に中国語が出たりするのも、それだけスクールアイドルを知ってすぐに来日したんだなぁと感じさせましたね。


しかし一方で、かのんちゃんも負けず劣らず歌への大好きで行動していました。

スクールアイドルを「この学校には相応しくない」と切り捨てたに食い下がったのは、可可ちゃんの大好きに心を打たれたからなのか、自分以外に挫折を味わわせたくなかったからなのか、はたまた歌のひとつの形としてのスクールアイドルに思うところがあったからなのか。


いずれにせよ、可可ちゃんの大好きに心を打たれたかのんちゃんは、自分がスクールアイドルをやるつもりもないのに精力的に勧誘をします。
その姿を見て、可可ちゃんはかのんちゃんとスクールアイドルがしたいという思いを新たにします。

かのんさんは歌が好きデス!
歌が好きな人を心から応援してくれマス!
可可は、そんな人とスクールアイドルをしたいデス!


可可ちゃんの抑えきれない想いは、一瞬かのんちゃんを苛みます。ですが、それを乗り越えるのは他でもないかのんちゃん自身の大好きなんですよね。

大好きって言ってくれる人がいて
一緒に歌いたいって言ってくれる人がいて
なのに 本当にいいの?


斯くして、二人の大好きはお互いを手繰り寄せて、共鳴して、これからは支えあうことになります。



そして、

歌えましたね!!

今までかのんちゃんが人前で歌えなかったのって、大好きのアプローチが違ったのかなってなんとなくですが思うんですよね。
かのんちゃんの場合だと、人前で歌おうと思うから歌えなくなるのであって、人前であることを意識できなくなるくらい熱中すればいいとか予想してみたり。
そもそも、かのんちゃん弾き語ってるんですよね。
かのんちゃんの人前で歌えるようになる答えもこれからの楽しみの一つです。

白い羽、舞いましたね!

そういえば、スーパースターのこの物語(というか唐可可)って、特定の誰かに憧れてるわけではないんですよね。

サンシャインでμ'sへの憧れから脱する話があったり、虹ヶ咲でさえ、μ'sとAqoursまたは以前から活動していた優木せつ菜への憧れから始まってて。

でもスーパースターって、憧れの対象が特定の誰かじゃなくて、不特定多数の輝き或いは文化そのものだと思うんですよね。

それだけμ'sやAqoursの輝きが単一の憧れの対象にならないくらい広く拡散されていると思うと、どれだけ広がったんだこの世界って感慨深いですね。

最後に

正直、私がどれだけこのアニメにハマるか分からなかったので、特に感想ブログを書く予定はなかったんですよね。 一方で、衝動で書かないかなぁって自分に期待してる自分もいたりして。
実際、案の定書いたわけですけど。

推し、決まらないな......(笑)

押しが決まらないことに焦ったりなんてことはないですけど、純粋に自分がどの子を好きになるのかに興味があります。

アニメを見る前は可可ちゃんかすみれちゃんかなって思ってたんですけど、1話でかのんちゃんの感情の動きを目の当たりにして、急浮上してます。


次回話も楽しみですね!

*1:尤も、家族の方もかのんちゃんを茶化していたので、家族と気安い関係性ができているとも捉えられますね。

*2:最初はいきなり現れた可可ちゃんが怖かったり、自分がアイドルなんて向いてないよって消極的な気持ちで断っていましたが、可可ちゃんのあれほどまでの熱意を突っぱねさせたのはやはり歌への挫折があったからだと思います。

*3:尤も、たとえ解釈違いがあったとしても、解釈違いということを理由にそれを否定するつもりもありませんが。