虹ヶ咲とスーパースター!!の繋がり【前編】挑戦し続けるシリーズ
こんにちは、むっちゃんです。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
ラブライブ!スーパースター!!
仲良く(?)アニメ2期が決定した2作ですが、それぞれ一般的には、このようなことを言われています。
虹ヶ咲は外伝
スーパースターは今までのラブライブの流れをくんでいる。
今回は生春さん、ぎぬまさんのタグ企画に参加させて頂いていますが、2作の繋がりや共通点について書いていこうと思います。
こちら、ぎぬま君と一緒に2日連続タグ企画を主催します!✨
— 生春 (@Time_mrsi) 2022年3月2日
自分はLiella!タグ主催なので、デビューからの1年間を駆け抜けて積みあげた想いをコトバにする企画をよろしくお願いします!✨#ちっぽけな昨日までの私じゃない https://t.co/Z2YaxgQoxh
【2日連続タグ企画のお誘い】
— ぎぬま* (@NEXT_Ginuma) 2022年3月2日
Liella! デビュー1周年タグ企画#ちっぽけな昨日までの私じゃない
虹ヶ咲アニメ2期前夜祭タグ企画#明日へ夢を繋ごう
(詳細はリプライへ) pic.twitter.com/HMJeh2mxCM
ラブライブ!スーパースター!!の特異性
私を叶える物語を掲げているラブライブ!スーパースター!!って、実は十分イレギュラーなんですよ。
それまでのシリーズ(μ's、Aqours)には、
スクールアイドルがやりたい!
学校の為に何か行動したい(廃校阻止)!
っていう大きく言うと2つのやりたいことがありました。そして、それらの目的のためにラブライブの優勝を目指していきます。
Liella!のメンバーはどうでしょうか。一言で言うとこんな感じでしょうか。
かのん︰歌いたい!
千砂都︰かのんと肩を並べられるようになりたい!
可可︰スクールアイドルがしたい!
恋︰結ヶ丘を盛り上げたい!
すみれ︰スポットライトを浴びたい!
まず、バラバラ。
最初からスクールアイドルをやりたがってたのは可可だけですね。恋もスクールアイドルへの想いはありましたが、誤った認識により、その想いを見失っていました。
学校の為に動こうとしていたのも恋だけで、あとのメンバーは結ヶ丘の現状を嘆くばかりでした。かのんは生徒会長に推薦されるも固辞し、可可と千砂都に至っては、退学をも視野に入れたこともありましたね。
メンバー毎に持つテーマがバラバラで、なおかつそれまでのシリーズが掲げていたテーマをほとんど誰も持たない。
メンバーそれぞれ個人の夢を叶えようとする試み= 私を叶える物語は、これまでのラブライブ!からすれば特異なものと言えるでしょう。
みんなで叶える物語
しかし、やはりラブライブ!スーパースター!!という作品は、これまでの路線を踏襲している側面も大きいでしょう。
みんなで叶える物語とも言い換えられます。
バラバラだった5人という特異点も、次第にみんなで叶える物語へと収束していきます。
かのんは元来から他人の為に動ける子です。なので、学校の為にという動機は持たなくても、学校のみんなの為になら動けるんですよね。
恋の想いを知り、普通科や音楽科の空気を肌で感じ取っていたかのん達は、学校のみんなの為、そして、恋の為に動きます。
そして、かのん達の動きも手伝い、結ヶ丘は再び1つにまとまりました。
そんな結ヶ丘の英雄とも言えるLiella!は、次第に学校のみんなの期待を一心に背負うようになります。
敗北を経て、ついにラブライブ優勝を目指すというメンバー共通のやりたいことが見つかりました。
挑戦し続けるラブライブ!
では、ラブライブ!スーパースター!!の、みんなで叶える物語の部分だけがラブライブ!と言えるのでしょうか?
私を叶える物語は本当に、ラブライブ!からすれば特異なものなのでしょうか。
多くの人は、私を叶える物語を特異なものとは思わずに、ごくごく自然にラブライブ!として受け入れています。
それはラブライブ!スーパースター!!に対する評価を見れば一目瞭然ですね。
では何故、私を叶える物語はラブライブ!として受け入れられたのか。
そもそもラブライブ!とは何なのでしょうか。何があればラブライブ!だと言えるのでしょうか。
皆さんも周知の通り、その問いにかけては一日の長がある作品があります。
です!
虹ヶ咲の同好会はラブライブには出場しません。それでも虹ヶ咲がラブライブ!だと言える理由と言えばイメージしやすいでしょう。
答えは人それぞれ持っていると思うので敢えて断言しませんが、やはり
スクールアイドルがいて、ファンがいる
ことが、ラブライブ!をラブライブ!足らしめているんだと思います!
そう考えると、バラバラだったLiella!の5人の夢には必ずと言っていいほど、スクールアイドルが関係してくるんですよね。
例えば1話でかのんは、可可の誘いを断り続ける自分にこのままでいいのかと疑問を抱きます。
そして、可可の誘いを受けようと大きな一歩を踏み出すと、奇跡が起こります。人前にも関わらず、歌っていました。
可可のスクールアイドルへの情熱が、かのんの物語を大きく動かした。
いや、これこそがラブライブ!だろ!!!
はい。
虹ヶ咲がラブライブ!とは?スクールアイドルとは?ってことについて再確認してくれたからこそ、ラブライブ!スーパースター!!の、私を叶える物語という挑戦を、ラブライブ!そのものとして受け入れられたということですね。
そもそも
μ'sが6年前のこの日に区切りをつけてから、ラブライブ!シリーズは挑戦し続けてるんですよね。
虹ヶ咲は、そんな挑戦し続けるラブライブ!シリーズの姿勢を作品全体で表していると思うんですよね。
先輩Aqoursだって、後輩に遅れを取ることなく挑戦を続けています。
思えばAqoursと過ごした6年間、常に私達の予想を超越し続けてきましたね。